塔2021年12月号を読む

短歌

今年の塔は今年のうちに。

塔2021年12月号より

美しき計算式に従いて月は痩せおり昨夜より少し
(三井修)

蒼ざめたシーツを均す昨晩の互いは互いの稜線だった
(toron*)

赤鉛筆くるくるくるくる丸つけをするためにぞあるこの優しさは
(植田裕子)

歯ブラシを銜ふるときにあかるくてすずしくてあさがほうすあを
(千村久仁子)

図書館の口にひやりとふふまれてわたしはずつと焼け野原だつた
(森山緋紗)

荒野では羽なきものが珍しい 羽なき女 それで輝く
(豊冨瑞歩)

今年も終わろうと

わたしの1年はわりと激動な1年でした。
それではみなさまよいお年を。

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