塔2021年7月号を読む

短歌

青い名前ってどんなだろうと思う今日この頃です。

塔2021年7月号より

さくら花自粛の列島に咲き満ちて長居は不要 葉桜になる
(久保田和子)

封筒の落下確かめ離れたるポストの色よ今宵の三日月
(小島美智子)

降り止まぬ桜吹雪は暖かくスーツの衿に残るふたひら
(刀根美奈子)

ひとひらの光のあとにしろいろの手紙が入る郵便受けに
(上澄眠)

星形のイヤリング揺らし少女来る会えぬあいだのことばを握り
(石井夢津子)

いつの何か桜は散りぬ未来とは死に包まれた灯芯である
(一宮奈生)

さくらばな散りやまぬ日はかすかなる風のなかにも見失ふ死者
(千葉優作)

校門に停めてた自転車に桜は積もるあの日の初雪のように
(小島涼我)

桜、好きです

さて。
部屋で山になっている段ボールです。

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