塔2021年1月号を読む

お待たせしました、1月号から周回遅れです。先が思いやられます……。

塔2021年1月号より

地平線なんて見えない街にいて何処まで空か自分で決める
(toron*)

時刻表あみだくじのごと追いゆけば指は早くも到着したり
(宇梶晶子)

刺繍の手とめるあなたの耳をまね暮色の町にひぐらしを聴く
(加藤宙)

蜉蝣のやうに見えたる飛行機の空に引きゆく一筋の雲
(青木朋子)

てのひらに掬へるやうに君が指すこの年もつとも遠き満月
(栗山れら)

懐かしい匂いだねって友人がマッキーの新品を取り出す
(佐原八重)

わがままを聞いてあげたい磨り減った大黒天のお腹をさする
(朝野陽々)

落ち着くとは

とりあえずあと8日で2月号を読めるのか。
そういえば、ここで引いてる歌の作者名ですが、掲載された時のお名前で書いてあります。
その後変更されてもさかのぼって修正する予定はないです。