『水に沈む羊』を読む

短歌

今日は半日寝てた気がしています。

さて、『水に沈む羊』山田航の第2歌集ですね。
第1歌集『さよならバグ・チルドレン』に関してはこちら。

『さよならバグ・チルドレン』を読む

『水に沈む羊』から3首引きます。

煙る街に傘をひらけば雨音の強さは肌が思ふ以上に
俺はまだ雨の獣だ振り返ることを忘れるほどの耳鳴り
きみはそれを雨に喩へたまばたきのすきまを絶え間なく落ちる声

山田航『水に沈む羊』

雨に関する歌を引いてみました。
後半に行けば行くほど泣きたくなる歌集という感想を持ちました。
だって哀しいじゃないですか(知りたい人は歌集を読んでください)。
傍観してる他者の感想なんでしょうけれども。

雨ってメタファーにするにはほどよい距離にあると思います。
知らない人はいないし(少なくとも日本は1ヵ月全く雨が降らない月ってないように思います)、いろんな感情がないまぜになって降っている不思議な水。
そこでもってきて、今回のタイトルにも雨の成分である「水」が含まれています。

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