塔2019年8月号を読む

短歌

取り敢えず何かにかぶれてみるスタイルのわたしの皮膚に物申したい。

塔2019年8月号より

いま君の足音だけがきこえくる電話のなかに砂の神殿
(江戸雪)

雨音はいつも遠くで鳴っていてまた透明の傘を贖う
(紫野春)

むらさめにけぶる晩春 exitと打ち込んで窓をひとつ閉ぢたり
(永山凌平)

尾の欠けた蝶はばたいて薄紅のリラの十字花散らしてゆきぬ
(谷口美生)

ガラス越しに並びて廻るマネキンら銀座にたたずむ我を見ており
(谷素子)

ためらわず本にうつむく発車ベル黄色い線は接続副詞
(羊九地)

3回目になりました

今月遅くなってしまいました。
一応、次の塔着までには書きたいと思っていたのですが、もう手元に9月号は来ています。

ゆるくいきたいと思います。

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