塔2020年5月号を読む

ブログ記事の大移動が終わらない……。

塔2020年5月号より

乾びたるパンの姿に解のなき三角関数だらうか落ちてゐる
(出奈津子)

この冬の胸の奥処に金いろの蜜をやしなふ ふつりふつりと
(山尾春美)

まだ少し話があつた わが友はホームに入りぬ入り江近くの
(俵田ミツル)

親友とぜんざいを食むこそ楽しけれ「ぞぞつ」とすすり「ふふつ」と笑ふ
(木原樹庵)

「日本中の青空集めたような空」アナウンサーの声弾みいき
(小澤京子)

花を摘む(きみが生まれた頃はもう恋をしていた)花を摘む、旅
(中森舞)

さむいな、とわたしが思いヒーターのボタンを押したわたしのために
(田宮智美)

どう出ても抗う決意 先端に黒曜石の瞳を据えて
(白水裕子)

1年経ちました

去年の7月に6月号の引き写しをしたのが最初でした。
意外と続くものです。これからも続ける予定です。